このシリーズについて
このシリーズ【セカンドキャリア準備編】では、会社員として長く働いてきた40代・50代の方が、これからの人生を見据えて“自分らしい働き方”を選べるようになるための具体的なステップをお伝えします。
これまでの第1回では「現状把握」、第2回では「人生ビジョンを描く」、第3回では「働き方の選択肢を知る」、第4回では「お金と暮らしを整理する」ことを取り上げました。
今回の第5回は、セカンドキャリアに不可欠な“人とのつながり(ネットワークづくり)” がテーマです。
前の記事👇
なぜ人とのつながりが大切なのか?
セカンドキャリアは一人で進めるものではありません。
- 情報やチャンスを得られる
- 自分では気づけない強みを教えてもらえる
- 不安や迷いを相談できる仲間ができる
さらに、仲間からの指摘やアドバイスを受けられること、そして小さな失敗ができる環境があることも成長につながります。
安心して小さな失敗ができる場があるからこそ、新しい挑戦を怖がらずに取り組めるのです。

1. 職場のつながりを見直す
セカンドキャリアを考え始めると、「会社とは距離を置くべき」と思いがちですが、実は今いる職場の人脈も大切な財産です。
- 信頼できる同僚や後輩
- これまでお世話になった上司や先輩
彼らとのつながりは、次のキャリアでも大きな支えになります。
2. 社外のコミュニティに参加する
会社以外の世界に目を向けることで、新しい刺激や可能性が得られます。
- 地域活動やボランティア
- 趣味や学びのサークル
- セミナーや勉強会
「自分は会社以外でも居場所がある」と思えることが、心の安定につながります。
3. 同じ立場の仲間を見つける
同じ40代・50代でセカンドキャリアを模索している仲間と出会うことは、とても心強いものです。
- 不安や悩みを分かち合える
- 実体験から学べる
- 励まし合い、背中を押し合える
- 安心して小さな失敗を経験し、成長につながる
「自分だけじゃない」と思えること、そして仲間と共に小さく挑戦しながら成長できる環境が、大きな安心感と可能性をもたらします。

ワークのすすめ
紙に書き出してみましょう。
- 今つながっている人の中で「感謝を伝えたい人」は?
- これから「話してみたい人」「学びたい人」は?
- 新しいつながりをつくるために「参加できる場」は?
- 「安心して小さな失敗ができる環境」をどこでつくれそうか?
こうして整理することで、自分に必要な人とのつながりや成長の場が見えてきます。
まとめ
セカンドキャリアは一人でつくるものではなく、人とのつながりの中で育まれるものです。
職場の人脈も、社外のコミュニティも、同じ立場の仲間も、すべてが安心と可能性を広げる力になります。
そして、仲間からの指摘を受けたり、小さな失敗を重ねながら挑戦できる環境があることが、未来につながる大きな成長の鍵になります。
次回は、そのつながりを活かすために大切な「自分を知ってもらう自己紹介づくり」をテーマにお伝えします。
ワークショップのご案内
もしこの記事を読んで「自分ももっと人とのつながりを広げたい」と思ったなら、ぜひご参加ください。
私が開催している【セカンドキャリアを自分らしい働き方に変えるワークショップ】では、同じ思いを持つ仲間と出会い、「人とのつながりから生まれる可能性」 を実感できる場をご用意しています。
- 一人で考えていると不安になる
- 同じ立場の人と話してみたい
- 安心して小さな失敗ができる場を求めている
そんな方におすすめです。
未来は、人とのつながりの中で広がっていきます。
ぜひ、ワークショップでその第一歩を一緒に踏み出しましょう。
👉 詳細・お申し込みはこちら
次の記事👇
コメント