このシリーズでは
「セカンドキャリア 実践・行動編」では、準備編で整えた心構えを実際の行動へと移し、不安や迷いを乗り越えながら未来を形にしていくためのヒントをお伝えしています。
今回は、「失敗を怖れずに試してみる」というテーマで、心理的なブレーキを外す方法を考えていきます。
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失敗が怖いのは自然なこと

「うまくいかなかったらどうしよう」「恥をかいたら嫌だな」
僕も最初のころ、そうした気持ちが強くてなかなか動けませんでした。
でも、考えてみれば誰も最初から完璧にできる人はいません。
心理学では、人が行動をためらう理由の多くは「失敗=自分の価値が下がる」という思い込みだといわれています。
でも実際には、行動すること自体が経験値であり、失敗は「情報の取得」にすぎません。
うまくいかない経験こそが糧になる
僕が以前、思い切って新しい講座を立ち上げたとき、3か月ぐらい誰も来ませんでした。
正直落ち込みましたが、その結果から「なぜ来なかったのか」「次に何を変えるべきか」を冷静に考える時間ができました。
その経験を通じて、自分が本当に届けたい価値や方向性を見直すことができたのです。
あのとき“うまくいかなかった”ことが、次のアクションを生むきっかけになりました。
行動して初めて見える景色がある――今ではそう思います。
心理的ブレーキを外すコツ
心理学では「実験思考(Experiment Thinking)」という考え方があります。
完璧を目指すのではなく、「試してみて、学ぶ」という姿勢です。
この考え方を取り入れると、結果よりも行動そのものに価値を感じられるようになります。
「これは失敗ではなく、データの収集やテストマーケティングなどのリサーチ」――そう考えると、自然と心が軽くなります。

まとめ
失敗を怖れる気持ちは自然なこと。
でも、「試してみる」ことが未来を切り開く第一歩です。
行動のたびに何かを学び、次につなげることで、少しずつ理想に近づいていきます。
あなたは今、どんなことを「試してみたい」と思っていますか?
小さな実験から始めてみましょう。
👉 次回は「試行錯誤が自信を育てる ― やってみて初めてわかること」をお届けします。
あなたの一歩を応援する場
安心して「試す」ことができる環境として、未来設計ワークショップ を開催しています。
失敗を怖れず、安心して挑戦できる場を体感してみてください。
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