「若者が“働く大人”のイメージとして挙げるのは、
通勤電車で疲れ果てた大人だ。
イキイキと楽しそうに働く大人は、フィクションの中にしか存在しない――」
ある記事の一文を読んで、胸が詰まりました。
今の学生たちは、“働くこと”に希望よりも疲労を感じている。
社会で生きる大人の姿が、未来のモデルになっていないという現実です。

でも、それは若者の問題ではありません。
“働く大人”の僕たちが、
どんな生き方を見せているか――そこに原因があります。
もし彼らが「働く=苦しい」と感じるなら、
それは私たちが“楽しむように働く姿”を見せられていないから。
組織に縛られ、責任に追われ、
“生きるための仕事”にすり替わってしまっているからです。
そんな時代の中で、若者たちは新しい価値観を示し始めています。
「何をするか」より「誰とするか」。
安定やブランドよりも、人とのつながりや共感を重視し、
“働くことを生き方の一部”として選び直している。
この考え方は、セカンドキャリアにも深く通じます。
私たち40代・50代もまた、
“何をするか”ではなく、“誰と時間を過ごすか”を軸に
働き方を見直す時期にきているのかもしれません。

僕自身も、一般社団法人即戦力や地域の仲間たちと出会い、
「人とのつながりが、自分を再び動かす力になる」ことを実感しています。
誰と関わるかで、人生の方向は大きく変わる。
若者が感じている“働くことへの違和感”は、
大人の私たちに向けられたメッセージでもあるのだと思います。
だからこそ、セカンドキャリアは“働き方を変える”だけでなく、
“生き方を見せる”大人になること。
その姿こそが、次の世代の希望になるはずです。
🌿YOHAKU式ワークショップのご案内
「働くことが楽しい」と胸を張って言える大人を増やしたい。
YOHAKU式ワークショップでは、
これまでの経験や価値観を棚卸ししながら、
“誰と働き、どんな時間を生きたいか”を一緒に考えます。
👉 詳細・お申し込みはこちら



コメント