本日のメルマガ第791です!
一昨日
個人相談
している中で
ある質問を受けました。
「どうしたら
自信がつくんでしょうか?」
この質問を
聞いたとき
僕はあらためて
気づかされました。
自信が
持てない原因は
能力や経験の不足
ではないことが
多いということに。
多くの人が
「自信とはこういうものだ」
という思い込み
を持っています。
たとえば
成果が出ている
評価されている
失敗しない
ちゃんとできている
こうした状態を
「自信がある」
と、考えている人が
とても多いように感じます。
でももし
それが自信の
条件だとしたら
私たちは一生
自信を持てない
かもしれません。
なぜなら
人は常に成果を
出し続けることも
失敗しないことも
完璧でいることも
できないからです。
ここに
多くの人が
気づいていない
ズレがあります。
それは
「自信は
うまくやれている人
だけが持てるもの」
という思い込みです。
これは
自信というよりも
条件が
そろっている
だけ保たれる
安心感です。
評価が下がったとき
失敗したとき
誰かと比べて劣っている
と感じたとき
この安心感は
簡単に
崩れてしまいます。
一方で
個人相談を
重ねる中
感じている
本当の
意味での自信は
まったく別のところ
にあります。
それは
うまくいっている自分も
うまくいっていない自分も
どちらも含めて
「これが自分だ」と
受け止められている状態。
強くあろうと
しなくていい。
完璧でなくていい。
迷っている自分も
立ち止まっている
自分も切り捨てない。
自信とは
「私は大丈夫」と
思い込むこと
ではありません。
「大丈夫じゃない
ときの自分でも
ここにいていい」
そう自分に
許可を出せて
いるかどうか。
これが
自信の正体だと
僕は思っています。
自信がある人は
特別に強い人
ではありません。
戻っ
こられる場所を
自分の中に
持っている人です。
だから
挑戦できます。
失敗しても
立ち上がれます。
他人と
比べなくなります。
もし今、
あなたが
「自信が持てない」と
感じているとしたら
それは
能力不足ではなく
自信の定義を
少し厳しく
設定しすぎている
だけかもしれません。
自分に
出しているOKの範囲を
少しだけ広げてみる。
それがいちばん
揺らがない自信に
つながっていくと
僕は信じています。
一度きりの人生を
心の感じるまま
楽しく生きましょう(^^)
「自分を受け入れることができたとき、人ははじめて自由になる。」
By 美輪明宏


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