このシリーズについて
このシリーズ【セカンドキャリア準備編】では、会社員として長く働いてきた40代・50代の方が、これからの人生を見据えて“自分らしい働き方”を選べるようになるための具体的なステップをお伝えします。
第1回では「現状把握」、第2回では「人生ビジョンを描く」、第3回では「働き方の選択肢を知る」、第4回では「お金と暮らしを整理する」、第5回では「人とのつながりを広げる」、第6回では「自己紹介を磨く」、第7回では「情報発信のはじめ方」を取り上げました。
今回の第8回は、積み重ねを力に変えるための 「習慣化」 がテーマです。
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なぜ習慣化が必要なのか?
セカンドキャリアの準備は、一度の大きな行動で完成するものではありません。
むしろ、小さな行動を積み重ねることで未来が形づくられるのです。
生き方・働き方を楽しんでいる人を観察すると、共通しているのは 「何かしら明けても暮れてもやり続けていること」。
それは努力というよりも、楽しみながら自然に習慣になっている姿です。

1. 行動を小さくする
習慣化のコツは「とにかく小さく始める」ことです。
- 1冊の本を読む → 1ページだけ読む
- ブログを書く → タイトルだけ考える
- 情報発信する → 1行だけ投稿する
👉 「これならできる」と思えるくらい小さくするのが、続ける力を生みます。
2. きっかけを決める
習慣は「何かの行動とセット」にすると続きやすくなります。
- 朝のコーヒーを飲んだらノートを開く
- 通勤電車に乗ったら記事を1本読む
- 寝る前に1行日記を書く
👉 行動のトリガーを決めることで、自然と習慣が回り始めます。
3. 仲間と一緒に取り組む
一人で続けるのは難しいもの。仲間と一緒なら励まし合いながら進められます。
- 学びをシェアし合う
- 毎週の報告を決める
- 成長や気づきを伝え合う
👉 仲間と「一緒に続ける仕組み」を持つことが、習慣の定着につながります。

ワークのすすめ
紙に書き出してみましょう。
- 今日から始められる「小さな行動」は?
- その行動をどんなきっかけとセットにできる?
- 一緒に取り組めそうな仲間は誰?
この3つを具体的に書き出すことで、習慣化がぐっと現実的になります。
まとめ
セカンドキャリアの準備は、一気に完成させるものではありません。
小さな行動を習慣化し、続ける力に変えることで、安心と可能性が積み重なっていきます。
そして、人生や働き方を楽しんでいる人に共通するのは、明けても暮れても続けている何かを持っていること。
その積み重ねはまるでリズムを刻むように続き、未来へとつながっていきます。
次回は、習慣化で得られた学びや気づきを「形にするアウトプット」についてお届けします。
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