サラリーマンしながらセミナー講師として活動するために「時間の活用」は、とても重要になります。なぜなら、限られた時間の中で活動しながら成果を上げていく必要があるからです。限られた時間の中で、セミナーを続けていくことに、試行錯誤しながら工夫してきました。
私の場合は、平日は会社勤務で、土日祝が会社の休みなので、平日の夜に資料作りや集客活動をして、土日祝にセミナーの開催を設定しました。つまり、ターゲットは私と同じ休日であるサラリーマンでした。ここではサラリーマンがゼミナー講師を続けていくための時間管理のお話をします。
セミナー活動にかかる時間を分解する
セミナー講師は、インプット時間も必要です。セミナーのためのノウハウ本を読んだり、プレゼン資料作成のためのノウハウを仕入れるためのセミナーに参加したり、勉強したりします。一つの作業単位は意外と多い時間になります。そこで時間活用として、一つの作業を分解することがポイントです。
例えば、セミナーで使うプレゼン資料の構想を考えるときは、スキマ時間を使いアイデアをメモ帳に書いていくという時間活用です。1日のスキマ時間は、意外と多いいのです。昼休み、電車通勤中などのスキマ時間です。このメモを取ることが重要です。
人の記憶には限界があるからメモをとる時間効果
人の記憶には限界があります。そこでメモをとることで、もう一度考え直し、調べなおす時間が省かれます。さらに、メモをとることで記憶に依存する必要がないので、ストレス軽減という副産物も生まれます。漫才師も漫才のネタ帳に書いて作っています。
そして、まとまった時間ができたときに、メモをベースにセミナーで使うプレゼン資料に展開していくと、早く出来上がります。構想からプレゼン資料を仕上げるのをいっぺんにしてしまうと、かなりの時間を要します。一つの作業でもスキマ時間にできる事と、没頭してできる時間を分解していくことで、時間をうまく活用できる習慣となります。
お金になる時間を増やしていく
実は、資料作りなどは直接的にお金につながる作業ではありません。もちろんセミナーには必要な作業です。ですが、直接資料がお金になることはありません。資料を使うセミナーに申し込みがあってはじめてお金につながります。では、お金につながる時間とは?アポを取ることです。
セミナーの存在を知ってもらい、セミナーに申し込みをしてもらうためのアポイントメントです。集客です。セミナーの準備が整ったら、お金につながる時間を増やしていくことが大切です。セミナーの申し込みが無ければ、お金は入ってきません。限られた時間だからこそ、時間活用や優先順位の工夫をしていくことが重要です。
アイデアを生む自分のための余白時間も大切
サラリーマンをしながらのセミナー講師。限られた時間を活用することは重要ですが、あまりビッシリ時間を埋めないで欲しいと思います。なぜなら、余裕がなくなりセミナー講師を楽しめなくなるからです。私は当初、時間を埋めすぎて心のゆとりがなくなった時がありました。
そうなると、義務でセミナーをすることになり、心から楽しめる余裕がなくなります。あなたは、是非、自分時間(好きなことをする時間)もスケジュールに設定してください。また、未来をイメージし、考える時間も作ってください。寝る時間もしっかりとってください。余白時間があると、ゆとりができます。そして、活動時間のパフォーマンスも上がります。アイデアは、自分時間の時に生まれるものです。私は何度も経験しています。
セミナー講師を楽しく続けていくための考え、方法は、クリアセミナーラボ会員向け勉強会でお伝えしています。
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