マインドセットを設定し、セルフイメージを高めながら、次のステップは、セミナー講師になる明確な目的を持つことが大切になっていきます。ここを外すとファンは増えないです。
セミナー講師になる目的とは?
まず、しっかりおさえていきたいことは、目的のためにセミナー講師は「手段」です。セミナー講師になることが目的になると、受講生は増えません。初期の私がそうでした。兼業・副業として活動するためにセミナー講師を選択しました。
その結果、形だけのセミナー講師となってしまい、最初の2か月間はセミナー告知・開催しても誰も来ない状況が続きました。そして、目先ばかりでセミナー講師が手段であることに気づきました。改めてセミナー講師になった目的を考え直しました。「何のためにセミナー講師になりたいのか?」を追求し始めました。
セミナー講師の目的とは「どんな人を喜ばせ幸せにしたいか?」
セミナーとは教える、伝える、また時には気づかせる、そして、その後のサービスを提供する役割でもあります。ここを外してしまうと、いくら経験を積んでも心に訴えかけたセミナーは、できないと気づきました。自分を商品・サービス化したセミナー講師ならなおさらです。
「どんな人に、何を伝え、喜でもらい幸せにしたいか?」これに意志入れが無いと人に響く伝え方につながらない事がわかりました。そこで自分の経験を価値に変えるため、特に辛い、苦しい思いをした経験をテーマにして、同じように悩む人に向けたセミナーを作り上げました。
その結果、参加者が増え有料個人相談の成約率が10%から50%以上に増えていったのです。
その際のテーマは「自己実現」です。
セミナー講師の目的が明確になることで得られる効果
セミナー講師の目的が明確に発信できることで、実は「集客力」「プレゼン力」「営業力(クロージング力)」にも通じていくことが、後々に気づく事になるでしょう。セミナーとは、技術も大切ですが、それ以上にセミナー講師自身の内面(マインド)を創っていくことが最も重要なことなのです。
もし、あなたが求めている商品でも、提供する方が何人もいたら、どんな基準で選ぶでしょうか?私なら、信頼できる人、またその後のフォローもしてくれる人を選択します。どこで、それを判断するかと言えば、その人の内面からあふれる思いや情熱、また空気感で選ぶことでしょう。それと同じです。
同じ分野のセミナー講師でも「この先生から受けたい」と思えるかどうかは、心に響き、信頼できる先生を選択するものです。そのポジションにいることが大切です。
目的と手段が入れ替わらない意識を持ち続ける
それでも忙しく、時間に追われ始めると、手段と目的が入れ替わってしまうのも事実あります。そうならないように目的を常に意識することが大切です。でもご安心ください。30日後には意識しなくても習慣化(無意識)されると脳科学でも言われています。
習慣化するポイントは、毎日反復し続けることです。「●●の人に●●を伝え●●にする」といった目的を毎日書き続けるのも一つの例です。紙に書いてアウトプットして視覚化すると、脳がイメージで記憶するようになります。
具体的な方法はクリアセミナーラボ会員向け勉強会でお伝えしています。
次のテーマでは、この「目的」を第三者に伝わる言葉(文章)にするための強い意志である「ミッション(使命)」について下記記事をご参照ください。
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