セルフイメージとは、端的に言うとあなたが自分自身をどのように思っているか?思い込みも含まれます。例えば、「私は人前で話すことがうまくない」これは、思い込みです。 「話すことができる。」と思い込めば、そのための行動によって誰もがセミナー講師になれます。
セルフイメージは、子供の頃からの他者(親、教師、友人、人間関係)からの言葉や影響であなた自身がその情報をキャッチして思い込みます。特に、「できない」「無理」というパワーワードによって、あなた自身の思い込みイメージが作られていきます。
これは洗脳、思い込み、刷り込みといった自分自身の意識下に見えない枠を定着させてしまっているものです。とてももったいないことです。ノミの法則をご存知でしょうか?
セルフイメージを高めるためにあなた自身の枠組みを破壊する
1メートル跳ねるノミがいます。そのノミを30センチ四方の透明の箱に入れました。当然ながら天井は30センチまでしか跳べません。何度もノミは体をぶつけます。そのうち、30センチすれすれのところまでしか跳ばなくなります。
そして、その透明の箱を外しました。30センチ以上跳べる環境です。でも、ノミは30センチ以下しか跳ばなく取ってしまったのです。「鎖につながれた像」も同じような内容です。興味あったら、「鎖につながれた像」と検索してみてください。
このように、同じ状況や言葉が繰り返されるとそれ以上のことに意識も行動も制限されてセルフイメージが低くなってしまうのです。その枠を意識的に破壊する必要があります。
セルフイメージがもたらす影響とは
私は、以前とてもセルフイメージが低かったです。昭和の厳格な父のもと、行動を制限されていました。大学時代、一人生活をしてみたいと思いましたが家をでる事が許されず、何かをしようとしては抑制されていました。
その結果、自分の限界という枠組みにとらわれて生きる辛い時期が長く続きました。しかし、その枠を取っ払う出来事がありました。人前で話すことは無理だと思い込んでいました。しかしある日、会社の月1回のイベント100人以上集まる朝礼の進行役を指示されました。
最初は足が震え、何を話したかもわからないくらい頭の中が真っ白でした。ところが何度か繰り返すうちに、笑いを取るようにまでなり、社内研修を担当することにもつながりました。人前で話すのは無理だというのは、思い込みだったのです。
連続性、反復性によって可能性が広がることを知りました。そして、個人のセミナー講師も始めることができたのです。
セルフイメージを高めるための意識改革
長年定着したセルフイメージを高めるのは、とても根気のいることですが、スムーズに高めていく方法があります。そのための最初に必要なことがマインドセットです。マインドセットについては以下の記事をご参照ください。
マインドセットは、あなたの人生の大切にしたい「人生理念」(生き方・考え方)をしっかり持つことです。この人生理念を軸に持てないとセルフイメージを高めることは困難となります。あなたはあなたです。他の誰でもないのです。そして、あなたの人生はあなたのモノです。自己実現のためのセルフイメージを習慣化させましょう。
セルフイメージを高めたセミナー講師は信頼されます
セルフイメージの高いセミナー講師は、言葉・ふるまい・オーラも高くなっています。セミナー受講生は、そのセルフイメージの高いセミナー講師に信頼を置き、そのセミナー講師から学びたい、成長したいと思うものです。
私も、セミナーを開催していると、初めて来られた方も最後は笑顔になり、個人相談のお申込も多いです。セミナー講師は見せ方、伝え方、コンテンツといった技術面よりも、なぜ、セミナー講師として教えているのか?ここに共感するものです。
具体的な方法はクリアセミナーラボ会員向け勉強会でお伝えしています。
では、セルフイメージが高めつつ、次のステップはセミナー(テーマ)の「目的を明確」にする、です。以下の記事からご参照ください。
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