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軸となるコンセプトがセミナー全体の価値になる

セミナー開催準備編

コンセプトとは?「全体を通して一貫した基本的構想」とされています。つまり、あなたがセミナーという手段を通じて、コンセプトとなる目的を実現することとなります。あくまでセミナーは手段となります。目的のために手段があります。

コンセプトを考える上で重要なポイントが「どんな人の悩み・問題・課題を解決して、どんな状況にしてあげたいか」これにつきます。そして、セミナーという形であなたの経験や知恵が対象の人を幸せにすることになります。

誰の悩みを解決してどんな姿(状況)にしたいか

この問いを考えていくことでコンセプトが明確になっていきます。おそらく、あなたの過去に辛かった出来事や身につけたい知識などが上がるでしょう。「どんな人を救いたいか?」、ビジネスの本質はそこにあります。

人の悩み・問題・課題を解決して、その対価を頂くのがビジネスの基本となります。これまで、問題の大小を問わず、あなたが解決したいことに、お金を使ったことは多くあると思います。風邪を治したいときは、薬を買う。または、病院に行くといったことです。

そして、「どんな人を救いたいか?」その想いが強いほど、人を惹きつけることになります。

あなたの提供できるものは後でつくる

セミナーをつくってから始めるのは、とても効率が悪くなります。どんなセミナーにするかは、後で考えてよいと思います。最初に考えることは、「誰の悩みを解決してどんな状況にしてあげるか」を先に考えてください。

それがわかってきたら、セミナーづくりをしていきましょう。これはマーケティング用語にある、マーケットインという考え方です。逆に商品・サービスをつくってから売る手法がプロダクトアウトです。

セミナーは誰かの悩みを解決する提案の入り口です。そして、継続的にあなたの商品・サービスを購入するようになるファーストコンタクトのステージです。

コンセプトがセミナーの質を上げていく

私の場合は、過去の辛い経験から同じような人を解決したい。という想いからコンセプトを決めて、セミナーを繰り返すごとにセミナーコンテンツ(プレゼン資料)や話法、また心理学・脳科学を理解したことで、セミナーの質が上がり個人相談の成約率が50%以上に最大80%ということになりました。

セミナーコンテンツは最初から完璧につくろうとせず、続けながら改善していきました。特に参加者との対話やアンケート用紙のフィードバックが、セミナーの質を上げていったのです。1人ではできないことです。参加者とより良くしていきました。

これがセミナーの醍醐味であり、面白さでもあると私は思っています。

セミナー参加者となるターゲットの悩みを知る

ここで重要なことは、セミナーの参加者がどんな悩みを抱えているか?ということです。これは実話ですが、ある女性がダイエットをしたいと悩みを抱えていました。サプリとかダイエット法に100万円つかったそうです。無事ダイエットは成功しました。

しかし、その女性は喜んでいません。実は、彼女の本当の悩みが結婚をしたかったのです。ダイエットしないと結婚できないと思い込んでいたのです。そして、結婚相談所や男性との話し方教室などを提案した人に200万円使いました。そして、彼女は結婚して喜び幸せになりました。

このように本当の「悩み」を知らないと間違った提案になることもあります。ターゲットの悩みをどう知るか?これがコンセプトの最大の要となります。

コンセプトを具体化する方法は、クリアセミナーラボ会員向け勉強会でお伝えしています。

次の記事ではセミナー講師としての「ターゲティング」について、お話しします。

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