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悩みの種が尽きない理由は、「思考」が成長の機会をうながしているから

思考編

なぜ悩みの種は、無くならないのでしょうか?その理由をひも解く前に、「思考」のことをを確認していきましょう。思考の意味は、次の通りとされています。

思考(しこう、(英: thinking)は、考えや思いを巡らせる行動であり、結論を導き出すなど何かしら一定の状態に達しようとする過程において、筋道や方法など模索する精神の活動である。

~ 中略 ~

漢字「思考」の「思」は、「田」が頭蓋骨の意味が転じた「頭脳の活動」、「心」が「精神の活動」を指す。「考」は知恵の意味「老」に終わりなく進む「て」が付属したものである。漢字全体では、頭や心で活動し、知恵を巡らせることを意味する。

出典元:Wikipedia

人は、生まれてからこれまでの教育や環境によって育まれた「考え方」によって、たくさんの選択と判断をしています。「~したい」「~したくない」「~するべき」「~しないといけない」など、あなたの持っている知識や情報から導かれた「考え」に基づき、「心」である感情で選択をしているのです。

その時に「悩み」が生れるのです。自分の考えにそぐわない、または、違う結果に対する「悩みの種」が生れるのです。

そして、望んでもいない結果、思ってもいない結果から生まれた時に「悩み」となるのですが、解決したいという「悩み」も同時に生まれます。これが解決するための「成長の機会」と捉えるか、そうでないかによって、あなたの人生に大きく影響を与えます。

そもそも思考にないことは「悩みの種」にならない

逆の言い方をすると、悩みの種とならないものは、「どうでもいいこと」として、思考から排除されます。例えば、わかりやすく極端な例をあげると「地球の回転を逆にしたい」。と、望む人は、この地球上には存在しません。

できないことだし、地球の回転を変えることの意味すら感じられないからです。だから、地球の回転が逆にならないことに「悩む」人も存在しません。「悩みの種」とは、思考の中に解決したいという欲求として生みだした「人生の成長」を促す機会、人生の望む目的地に行くために必要なお題(テーマ)なのです。

思考とは人生の目的地へ誘導するナビゲーションシステム

人生は、よく旅に例えられます。私自身、そう思います。生まれた日から道なき道を進んでいくのですが、最初の道先案内人である「親」によって導かれていきます。そして、歳を重ねていきながら、学校の先生、先輩や他の大人の導きである情報や知識を受け取り、あなたの「思考」となる考え方がつくられていきます。

その過程で、あなたが進む道を思考によって選択・判断していきます。地図は社会、あなたは、地図である社会を進む自動車、進む方向を示す思考が、カーナビゲーションとイメージしてみてください。つまり、「思考」とは、社会という地図の中の、より良い人生という目的地へ向かわせるためのナビゲーションシステムなのです。

悩みの種を解決する方法は解決するための知識・知恵レベルをあげる

もし、「思考」であるカーナビゲーションの地図情報が古い、間違っていいたらどういうことになるでしょうか?目的地への道筋から大きくずれていくことでしょう。そして、人生があなたの想いとは真逆の方向へ、気づかない内に進んでしまっているのです。

外からの情報は、正しいことも誤ったことも混在しています。正しい情報、あなたの望む人生に必要な情報を選択して、カーナビゲーションの地図情報を最新版にアップデート(インストール)必要があるのです。

そうしない限り、悩みのための解決はできないし、解決した結果の成長したあなたの姿は、あり得ないのです。「思考」とは、あなたの人生を左右する重要な役割を担っていることが、このことからお分かりいただけたでしょうか。

まとめ:思考を常にシフトすることであなたは常に進化・成長する

多くの人が、目にしている、耳にしている「思考は現実化する」ということ言葉は、思考にあることしか現実化しないと言いかえることができます。「悩みの種」が生れるのは、思考の中に宿った「ありたい姿、ありたい人生」という目的地へ向かうためにステップアップする成長の機会なのです。

どんな出来事も、人生をより良くシフトしていくための「お題」なのです。あなたの所に来た「悩みの種」は、成長の機会なのです。そして、あなたが「お題」を解決した先に、あなたが求めている人生の姿へ、道を誤らずに進んでいることになるのです。

思考にないことは「悩まない」。思考にあることは「悩む」。解決できることだから悩みとなるのです。

次の記事で、ありたい人生の道を示す「思考」に大きな影響を与える「感情」について、お話ししますのでご参考になれば幸いです。

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