セミナーのプレゼン資料、ホームページ、セミナー告知などプロフィールが必ずあります。プロフィールが「あなたからサービスを受ける・買う」を決める鍵といっても過言ではありません。私は、このプロフィールに力を注いだ結果、セミナーからの個人相談申込が劇的に増えました。
あなたは誰なのか?あなたを選ぶメリットは?これがプロフィールで語れれば、あなたを選択するという判断をする可能性が格段に上がります。魅力あるプロフィールの作り方・伝え方を学んでください。ここでは、セミナー参加者が初対面を前提としてお話しします。
プロフィールはセミナーの質を決める
私が、セミナー講師をはじめた初期は、あまりプロフィールに意識がいきませんでした。ただ、過去の略歴や立場、現在の取り組みしか書いて無く、伝える際もそのまま読んでいた状況でした。初のセミナー参加者の時は最悪でした。最初のプロフィール段階で、あまり興味を持たれなくなってしまいました。
プロフィールがそこまで重要だと思っていなかった当時、私は恩師のセミナー講師に見てもらいました。そして、ズバリ指摘されました。「最初のプロフィールがセミナー全体を悪くしている。」と、アドバイス受けてプロフィールの書き方・伝え方を必死に学び、180度プロフィールの内容を書き換えました。
その結果、セミナー参加者が増えはじめて、アンケート用紙の満足度も1番高い「満足」が多くつきました。この段階で気づきました、プロフィールは、全てを決める鍵となることを。
プロフィールに盛り込むミッション・ビジョン
セミナー講師準備編の1-4の記事でミッション・ビジョンについてお伝えしました。このミッション・ビジョンの要素を盛り込んで時系列にプロフィールを作っていくと、セミナー参加者の心が動きはじめ、真剣に聞いてくれます。このミッション・ビジョンを持つことでプロフィールに命が吹きこまれます。
ミッションは役割である使命でした。ビジョンは、そのミッションを実現した先にある未来像です。つまり、あなたがセミナーをする目的は?なぜ、そのセミナーを開催するに至ったのか?という使命を持ったいきさつや思いと、どんな未来を作ろうとしているのか?というビジョンを盛り込むプロフィールを意識して作ってみてください。
セミナー講師なりたてのプロフィールの考え方
セミナーのキャリアを積んでいくと実績が増えてきて、実績をプロフィールに書くことができますが、このサイトのテーマは、サラリーマンが新しい働き方として、ゼロからセミナー講師になるマニュアルなので、セミナー講師をはじめるときのプロフィールの書き方をお話しします。
おそらく、何を書けばいいのだろうと思います。私も最初は、プロフィールがなかなか書けませんでした。とりあえず、経歴と今の活動を時系列に書いたために失敗しました。そして、学びました。最初はセミナーに関する実績は書けません。むしろ書かなくてよいのです。それよりも、あなたがどんな経緯でセミナー講師になったのかという「熱意」と「目指している未来」を書けば心に響くプロフィールとなります。
人を引きこむ法則を使ったプロフィールの作り方
そこで、私がプロフィールを考える上で採用している法則があります。「ヒーローズジャーニーの法則」です。別名、神話の法則とも言われています。ハリウッド映画とかに必ずと言っていいほど、この法則が使われています。多くの方が、ネット上にヒーローズジャーニーについて語られているので、ここでは割愛します。
なぜ、プロフィールにヒーローズジャーニーの法則を使うと効果が大きいのでしょうか?それは、別の言い方をすれば「人に歴史あり」に共通する点だと私は思いました。その人の過去の苦労や辛さ、またそれを乗り越えていく姿に人は共感します。ヒーローズジャーニーも、主人公の人生物語なのです。初心者だからこそ、この法則を使ったプロフィールなら見劣りしません。
セミナーでのプロフィールの具体的な作り方・伝え方は、クリアセミナーラボ会員向け勉強会でお伝えしています。
次の記事では、実際にセミナーを開催する決め事の「セミナー開催方法」について、お話しします。
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