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セミナーテーマを「人間関係」にしたことで、過去を変えられた!(体験記その7)

セミナー講師体験記

前回のセミナー講師体験記その6はこちらから。

セミナーの最初のテーマを何にしようか?と、テーマを決めるにあたり、考えながら過去を振り返りました。既に多くの方がセミナー開催しているテーマでは、厳しいことがわかっていたからです。振り返りながら、過去記憶に残っていて、苦しかったことをもう一度思い出しました。

20代までさかのぼり、大学を卒業して晴れて社会人になった会社での出来事です。わずか1年半で退職しました。人間関係によって、「うつ」となり精神科(現在は心療内科と言われています)に通い、多くの薬を渡されました。でも、会社に行くことができなくなり退職。2年間の引きこもりの辛い、苦しい時代がありました。

無意識のうちに人間関係の本質を追及していた

再就職して、社会に復帰した直後は、まだ心の中は、「不安」「恐れ」「絶望」が拭いきれていない状態で通勤していました。しかし、ある時点から、心の中で何かが起こり、一気に仕事に夢中になり、気づいた時には2年後、管理職に抜擢されました。このことを振り返りました。原因はわかっていたのです。

最初の会社は「IT系企業」です。システムを作りたくて入社したのです。しかし、3ケ月のプログラミング研修を終えた時に受け取った辞令が「経理部」だったのです。当時は、とにかく一生懸命するしかなかったのですが、心がついていけてなかったのです。そして、だんだん閉鎖的になり、上司や周りとの関係が悪くなって精神的に病んでしまっていたのです。

しかし、再就職先でシステム開発ができるようになってから、心が回復してきました。大切なことは、その時の心の中にある「やりたいこと」を曲げてはいけないと、後になって気づきました。そのことを思い出した時に、「人間関係の悩みの本質」を学び、セミナーのテーマに決めました。

他では学べない・知ることができない自己体験をセミナーテーマに

とは言え、「人間関係」に関するセミナーのテーマは、比較的多くの方がされています。コミュニケーションのアプローチ法、心理学などのセミナー講師は多くいます。そんなセミナー講師の方々との違い表し、どのようにアピールしたらよいのか?いろいろ他の方のテーマ内容を見て、分析していくうちに煮詰まってしまいました。

「まずは、セミナーをスタートしてみよう!」そう思い、過去の体験の記憶をたどり、辛く、苦しい時間から、楽しみ、喜びに変わっていった時の自分の気持ちや行動、その時に関わった人達との関係を思い出し、その本質はどこにあるのか?を理解したことをセミナーに落とし込みました。その内容が功を奏しました。

多くのセミナーに参加された方の共感を呼び、喜び感謝されました。その時、気づきました。「過去は変えられる!」そして、過去が変わることで「未来も変わっていく!」と。

過去が変われば未来が変わる

過去の辛く苦しい出来事そのものは変わりません。そのため、ずっと「辛く苦しい」という感情が残ります。でも、過去に起こったことは変えられないけど、起こった出来事に対する捉え方、考え方は、自分自身で変えられる。セミナー講師を通じて、はっきりとわかったのです。ネガティブにもポジティブにも、体験から得られたギフトとして。

もちろん、自分にポジティブに思い込ませることは、中々できなかったと思います。そのことに気づくまでがそうでしたから。でも、自分の辛く苦しい体験をセミナーという形で、同じ様に人間関係に悩んでいるセミナー参加者に伝えた結果、「喜び」と「感謝の言葉」を頂きました。

その時初めて「あの辛く、苦しい体験は、学び・成長の機会だったのだ。だから、セミナー講師という仕事につながり、セミナー参加者の悩みを改善できているのだ」と、心から「過去を変えられる」と、思えるようになったのです。

まとめ:過去の体験の捉え方次第で過去が変わり誰かの悩みを解決し未来が変わる

自分の辛く苦しかった過去の体験を成長・学びのギフトと、捉えられた時に、さらに知識が増え、アウトプットの繰り返しで知恵となり、生かされていくと思います。セミナー以外にも個人相談、カウンセリング、コーチチング、コンサルティングなどのサービス、または商品。自分がやりたい方法は何でも良いと思います。

あなたの一番やりやすい方法を通じて、あなたの過去の悩みと同じ様に、今を悩む人の解決につながれば、心から「過去が変わり」「今を大切にして」「これまで想像していた不安の未来イメージから希望イメージに変わっていく」ことを実感できると思います。体験・経験は、何ものにもかえがたい財産だと、セミナー講師を続けながら思っています。

次回の体験記その8では、個人相談・個人セッションの体験記について語りたいと思います。

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