感動するセミナーの見せる資料、プレゼン資料の作り方をここではお話しします。「感動する」ということは、ストーリー仕立てにしていくということになります。そして、そのストーリーのプレゼン資料を見せながらセミナーします。
実際のセミナーのやり方は実践編でお伝えします。セミナーのプレゼン資料は、当然ながら参加者の視覚から情報を受け取ります。情報を受け取る五感の内、視覚からが8割と言われるくらい、目で見るセミナープレゼン資料は非常に大切です。より良い感動するセミナーのためのプレゼン資料をつくりましょう。
セミナープレゼン資料の構成がポイント
私の場合は、セミナーだけでなく会社でパワーポイントを使った資料をつくる機会が結構ありましたので、プレゼン資料を作るのは、とても好きです。私は、セミナーを継続しながら、その都度、参加者の声やアンケートのフィードバックで改善してきました。
ページを入れ替えたり、図や絵を変えたりストーリーを見直したりして改善したことで、「わかりやすいです」「頭にスーッと入ってきました」など、嬉しい言葉をよく頂きます。私は、常にゴール設定します。セミナーが終わるころには「笑顔」になっている。というイメージゴールです。
その結果、個人相談の成約率も格段に上がりました。セミナープレゼン資料の構成はとても大事です。
参加者の気持ちを考えたストーリーの作り方
感動するセミナープレゼン資料にするためには、ストーリーで考えていくことを前述しました。映画やドラマ、物語など感動すると人に勧めたくなります。そして、あなたへの信頼関係も深くなっていきます。
まず、ストーリーの作り方は、あなたもご存知の型「起承転結」です。
◆ 起 セミナーの目的
◆ 承 テーマに関する悩みが起こる要因
◆ 転 テーマに関する悩みを解決する方法
◆ 結 悩み解決された後のイメージ
このような起承転結でつくっていくとストーリー性があるセミナーのプレゼン資料となっていきます。そして、参加者の気持ちに立って仕上げていくと感動的なストーリーになっていきます。
シナリオを先に作ってからプレゼン資料作成
いきなりパワーポイントでセミナーのプレゼン資料をつくるより、最初にテキストエディタ(Wordなど)で、シナリオを書いてから、プレゼン資料を作ることを、私はお勧めしています。理由は、全体像を描いてからの方がプレゼン資料の各項目やパーツがイメージしやすいからです。
シナリオを書かずにプレゼン資料をつくりはじめると、ページがむやみに増え、順番がわかりづらくなってしまうからです。起承転結でシナリオを描いてから、全体から部分をみて、プレゼン資料のページ構成やパーツ(テキストや絵など)を考えてから、プレゼン資料をつくるとよいでしょう。
セミナーは、プレゼン資料をおくりながら話していくので話し方の準備にもなります。
プレゼン資料にはアニメーション機能がお勧め
実際のセミナーではプレゼン資料はスライドショー形式で行います。そこで私のお勧めが、パワーポイントのアニメーション機能を使って、テキストや絵を話しながら動かしていくといったやり方です。
1つのページに全ての情報が出ていると、参加者が先の情報を見てしまって、話していることに集中できなくなる場合があります。パーツ(テキストや絵など)を話しと合わせて動かすと、聞く側もその時の話やプレゼン資料に意識が集中できるようになります。セミナーも参加者の立場にたって、開催できるプレゼン資料の作成を心がけましょう。
セミナープレゼン資料の具体的な作り方は、クリアセミナーラボ会員向け勉強会でお伝えしています。
次の記事では、プレゼン資料の表紙の次ページに必要な「プロフィール」について、お話しします。
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