前回のセミナー講師体験記その4はこちらから。
今回の体験記は、セミナー参加者の生の声をお届けしたいと思います。私のセミナーは参加者に育ててもらったと言っても過言ではありません。セミナーは、インプット→アウトプット→フィードバックの連続で良くなっていきました。そして、フィードバックが「参加者の生の声(アンケート)」でした。
私が、セミナー講師を続けられているのも、参加者の声に励まされているからです。アンケートの言葉に嬉しさを感じながら、参加者の声を受け止め、次のセミナーの改善点を考えて変えていく。「この繰り返しで共感されるセミナーに成長しているのだな」と、実感しています。そして、今は、こう思っています。
スキルアップする副業を考えている、また将来に不安を抱えているサラリーマンに、この喜びを知って体感してほしい。その想いで、未経験からセミナー講師を育てるための講師・コーチをスタートしました。
過去の辛い経験をテーマにした「人間関係」
私は、過去に人間関係で精神的にボロボロになった辛い時期がありました。そこで、この経験からの気づき、学んだことを最初のテーマとして「人間関係」のセミナーを開催しました。セミナーに参加して頂いた方々の声をご紹介します(一部抜粋)。
A1は、セミナー前に問いかけた参加した目的、A2は、セミナー後の気づきと感想です。
A1.職場の人間関係:深い関係の人がいない。プライベートでも本音を話せる人が、ほぼいないので、今後の人との関わり方を前向きに見直せるきっかけにしたいと思い参加しました。
A2.どんな人にも役割があって、自分を助けてくれる人、成長させてくれる人がいると知り、これからの人付き合いを気楽に考えることができそう。未来の目標設定を改めて書き出すことができ、よりイメージが明確になりました。これからできることを少しずつやってみようと思えました。本日はありがとうございました。(20代 女性 会社員)
A1.自分自身の見直し、子供・妻を含めた家族、また会社での対人関係の改善
A2.人に対しての強要(自身が義務と認識)していたことへの気づき。正直、参加にそこまで期待していなかったのですが、筋が通っており、心の中に入ってきました。ありがとうございました。(40代 男性 会社員)
A1.人生を楽しく充実したものにしたいと思っています。日頃、なかなか自分をさらけ出せず、人間関係を築くことが苦手だと感じているので、少しでも改善できればと思います。
A2.人間関係は、「自分を好きになる。自分を育てる」ことで、良くなっていくのだと気づきました。また、目標設定と行動計画をすることで、望む未来へ到達できるということも知ることができました。(20代 女性 会社員)
辛いことも何かの課題と捉えると希望に変わる
A1.去年、脳梗塞になり手術入院。病院の影響もあり、以前ほどのコミュニケーションが取れなくなった。病気以前の人間関係を築ける様になりたい。
A2.自信を付けて、人に感謝、人を許せるようになることへの気づき。何を悩んで何をするかが、はっきりとわかりました。(37歳 男性)
A1.職場での上司との会話、業務中のコミュニケーションをとるのが困難と悩んでおり、今回参加しました。
A2.周りから「こうしろ」と言われて、恐怖心が先行していたが、やわらかく考えるようになった。(20代 男性 会社員)
A1.なかなか人に対し素直になれない。初対面では、つい身がまえ自分から雑談のきっかけ出せない。
A2.自分を好きになれば、相手を受け入れられる。内面を磨き、自分に自信を持てるようにしたいと思いました。(20代 女性 会社員)
A1.今後、仕事や生活していくにおいて、コミュニケーションが大変必要と感じ、少しでも向上できる機会があればと思い参加しました。
A2.人生設計について、具体的にわかりやすい設定を頂き、将来の不安の解消に役立ちました。(30代 女性 会社員)
A1.社会人2年目で、転職をするか迷っているので、今後どうすべきか考えるきっかけにしたいと思い参加しました。
A2.人生の目標設定をしてから転職をしようと思います。(20代 女性 公務員)
学び続ける人は成長し続け望む人生になっていく
A1.より良い情報を学び、必要な人に伝えるため。先延ばしぐせを改善。
A2.人生の目的や志命などをしっかり考えたことのない人が考えるきっかけとして、すごくいいと思いました。このようなセミナーをされる想いの部分をしっかり聴いてよかったです。同じ方向性のセミナーをいろいろ受けてきましたが、やはりどういう想いで伝えられているかが一番重要だと感じています。自らの体験を踏まえた上で「幸せ大国 日本」を目指すという志に共感いたしました。(40代 男性 会社員)
A1.直感!です!
A2.「いかにイメージを作らせるかが大切」だという話、自転車の成功曲線での気づき。自分自身がやってきた「見えない部分」の教育をよりブラッシュアップするために「見える化」ができたと思います!(30代 男性 高校教師)
A1.最近、強み診断や数秘をしてもらい、自分が持つ能力がわかってもっと自分を好きになったのですが、それをどう活かしたらいいのか?という段階で足踏みしているのでモヤモヤしています。少しでも道が開けるきっかけをつかめたらいいなと思い、参加させて頂きました。
A2.自分の大事にしていることが「自己肯定感」だと、わかりました。自分に向き合う時間を取れて、とても収穫がありました。見えない部分の教育を大切に、教師人生を送っていこうと思いました。(20代 女性 大学生教育学部)
A1.「日本の教育を変えたい!」という言葉にとても引きつけられました!日程がちょうど空いていて、これはいけ!ということだと感じたから(笑)
A2.生徒にどう目標を持たせることが、わかりました!モチベーションや人間関係、見えない部分の教育について話を聞き、授業の中でも取り入れて行きたいと思います。(20代 男性 中学校教師)
A1.セミナーの内容を聞いて、わくわくしたから。自己探究のため。
A2.わかっているようで不明確さがあった自分の答えに気づくことがありました。(50代 男性 高校教師)
A1.最近、人間関係で仕事を辞める方が多いと耳にするので、そうならないようにする為のケアの参考になると考えて参加しました。
A2.自分の立ち位置をもう一度見直すきっかけになりました。自分を好きになるという視点をもっと意識することを気づかせて頂きました。(40代 男性 自営業)
最後に:セミナー講師は自己成長と対人スキルアップ
いかがでしたでしょうか?これまでのセミナーに参加して頂いた方の一部抜粋したアンケートに記入して頂いた声です。この声に耳を傾けると、毎回、自分自身の在り方の再認識と、もっと学ばないと、という思いに立たせてもらっています。
最初にもお伝えしましたが、セミナーは、講師だけでなく、参加者と一緒に育てていくものだと思っています。私自身も育ててもらっているのだと。だから、より良いセミナーや講座を作っていきたいと思っています。そして、私と同じ様に、セミナーを通じて成長し、喜びを感じられる「セミナー講師の育成」を精一杯していきたいと思います。
「教えることは、教わること」この意識を持ちながら。
次回の体験記その6では、サラリーマンが抱える本業と副業の時間の悩みについて綴りたいと思います。
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